スマートフォンの設定 · デスクトップ版の参考情報

Clash モバイル版クライアントのダウンロードと設定

端末に合ったクライアントを選び、サブスクリプションの追加からルール振り分けまで、Android・iOSの接続設定を確認しましょう。

  • オープンソースのコア
  • マルチプラットフォーム対応クライアント
  • 日本語の操作ガイド

設定の5つのレイヤー

サブスクリプション、プロキシグループ、通信の取り込み

クライアントごとに画面は異なりますが、基本的な設定手順は共通です。まず設定を読み込み、次に通信の出口と適用するルールを決め、最後にシステムの通信をクライアントへ通します。ここではスマートフォンでよく使う設定項目を説明します。名称は利用するクライアントによって異なります。

設定を追加してから有効化

使い方ガイド

サブスクリプションは設定を取得するためのもので、追加しただけでは接続されません。設定画面でリンクからのインポートを選び、識別しやすい名前を入力して保存します。ダウンロード完了後、その設定を現在の設定として選択してください。追加する前に提供元の信頼性と、指定されたサブスクリプション形式を確認しましょう。ノード情報だけのリンクには、プロキシグループやルールが含まれていない場合があります。自動更新の間隔は提供元の更新頻度に合わせて設定してください。頻繁に更新しても、通常は接続品質の改善につながりません。サブスクリプションURLに個人用の認証情報が含まれることがあります。画面を共有する際はURLを隠し、リモート設定への変更はオーバーライド機能に保存してください。

ダウンロード

OSに合ったClashクライアントを選ぶ

まずOSとCPUアーキテクチャを確認し、次に設定で必要なコア機能を確認してください。同じサブスクリプションを複数のクライアントで使える場合でも、画面上の設定、ローカルオーバーライド、システム権限まで引き継がれるとは限りません。ダウンロードページにクライアントとインストール方法をまとめています。トップページの各リンクから対応するプラットフォームへ移動できます。

Windows

トレイからの操作、システムプロキシ、デスクトップでのルール管理を必要とするユーザーに適しています。ダウンロード前にCPUアーキテクチャとシステム要件を確認してください。初回はシステムプロキシを使ってブラウザーの接続を確認し、必要なアプリに応じてTUNを有効にしましょう。複数のネットワーク設定を同時に変更するのは避けてください。

Clash Plus、Clash Verge Rev、FlClashなどは、クライアントごとに画面や機能の重点が異なります。旧クライアントのアーカイブは既存環境との互換性維持を目的としたものです。新しい設定が使えるかどうかは、引き続きコアの対応状況を確認してください。

ダウンロード Windows版クライアント

macOS

Apple Silicon用とIntel用のインストーラーを確認したうえで、メニューバーからの操作、設定管理、通信の取り込み方法に合わせてクライアントを選びましょう。システムプロキシとTUNでは許可の手順が異なります。権限の確認画面が表示されたら、現在有効にしている機能に応じて判断してください。

移行時は同じサブスクリプションを引き続き使えますが、別のアプリの設定フォルダーをそのまま上書きするのは避けましょう。ルールのオーバーライドとDNS設定を記録しておき、新しいクライアントで動作を確認してから旧アプリを無効にしてください。

ダウンロード macOS版クライアント

Android

Android APKは端末のアーキテクチャに合ったものを選びます。最近のスマートフォンでは通常ARM64が使われますが、古い端末では対応状況を確認してください。ブラウザーからインストールする場合は、現在のインストール元に必要な権限だけを許可します。クライアントを開いた後、システムの案内に従ってVPN接続を許可してください。

Clash Plus、Clash Meta for Android、FlClash、Surfboardの設定方法を比較できます。Surfboardの設定形式はClash YAMLとは異なるため、どちらもサブスクリプションに対応しているからといって、設定ファイルをそのまま相互利用できるとは限りません。

ダウンロード Android版クライアント

iOS

iPhone・iPadでは、ダウンロードページからClash PlusのApp Store掲載ページに移動できます。インストール前にストアのシステム要件を確認し、インストール後は自分の設定を追加してください。初回接続時にはシステムのVPN許可を確認しましょう。

クライアント名が似ていても、すべてのルールやサブスクリプション項目に同じように対応しているとは限りません。インポートに失敗した場合は、設定形式と機能の対応状況を確認してください。製品情報は公式サイトのclashplus.ioを参照し、日常の操作は当サイトのガイドに沿って進めてください。

ダウンロード iOS版クライアント

Linux

デスクトップでは、Clash Verge RevやFlClashを確認し、ディストリビューションに合ったパッケージを選びましょう。インストールできても、自動的に通信が取り込まれるわけではありません。デスクトップ環境のシステムプロキシが対象のアプリに適用されているか確認してください。

サーバーやルーターでは、mihomoコア、サービス管理、ルーティングを個別に設定する必要があります。コアのダウンロード先はGUIクライアントとは別に掲載しています。サービス権限、DNS、ルーティングテーブルに詳しくない場合は、まずデスクトップのGUIで動作する設定を作ることをおすすめします。

ダウンロード Linux版クライアント

初回接続

インストールから動作確認までの3ステップ

ガイドの全文を読む →
  1. 01 / インストールと権限

    クライアントを開いてシステムの許可を確認

    端末に合ったインストーラーをダウンロードしてインストールしたら、まず設定画面を開き、接続スイッチと設定の追加場所を確認しましょう。Androidでは接続開始時にVPN権限の許可が必要です。iOSではVPN構成の追加を許可します。初回接続の前にネットワーク設定を変更しすぎないよう、複数のプロキシやフィルタリングアプリを同時に有効にするのは避けてください。

  2. 02 / 設定と通信先

    サブスクリプションを追加し、ルールが参照するグループを選択

    設定画面でサブスクリプションを追加し、ダウンロード完了後に現在の設定として選択します。次にプロキシグループを開き、通信先を選びましょう。初めて使う場合はルールモードのままにして、グループ内に利用可能な選択肢があることを確認してください。インポートに失敗した場合は、エラー表示と設定形式を確認します。接続スイッチを何度も切り替えたり、個人用のサブスクリプションURLを公開の掲示板に投稿したりしないでください。

  3. 03 / 接続と確認

    接続を有効にして、実際の通信で確認

    接続を有効にして対象のサービスにアクセスし、接続ログで適用ルールと通信先を確認します。ブラウザーが使えても、すべてのアプリの通信が取り込まれているとは限りません。特定のアプリだけで問題が起きる場合は、システムプロキシ、VPN、TUNの設定をそれぞれ確認してください。最後に画面消灯後の動作とネットワーク切り替えを試し、日常の使い方に合ったバックグラウンド接続になっているか確認しましょう。

確認時は一度に変更する項目を一つに絞りましょう。現在のモード、プロキシグループの選択、発生したエラーを記録してから該当設定を変更すると、設定・システムによる通信の取り込み・サーバーのどこに問題があるか切り分けやすくなります。ノードのテスト方法は遅延と接続の確認、Androidのバックグラウンド設定は自動起動とバックグラウンド実行をご覧ください。

オープンソースのエコシステムとサポート範囲

Clash・Meta・mihomoの関係

画面上の名称を比べるだけでなく、各プロジェクトの役割を理解することが大切です。当サイトでは入手先と操作方法を整理しています。クライアントの実際の機能、システム要件、リリース情報は、各プロジェクトや製品のページで確認してください。

オリジナルのコアから後継のメンテナンスブランチへ

オリジナルのClashは、設定ファイル、プロキシグループ、ルール振り分けを使って通信を管理する方法を確立しました。オリジナルのプロジェクトがメンテナンスを終了した後も、エコシステムのクライアントすべてが停止したわけではなく、後継コアを採用したものや既存機能を維持するものがあります。Metaは重要な機能拡張ブランチで、mihomoは同じコアの系譜を引き継いでメンテナンスを続けています。そのため、クライアント名にClashが含まれていても、使用コアや対応プロトコル、設定の互換性まで判断できるわけではありません。

ガイドを読むときは、まず対象がコアかクライアントの画面かを確認しましょう。YAMLの項目を説明する資料はコアに関するもの、トレイ、設定のオーバーライド、バックグラウンド権限の手順はクライアントやシステムに関するものが一般的です。両者を分けて理解すれば、スマートフォンの画面でデスクトップ専用のメニューを探したり、アプリ固有の設定をサブスクリプションに書き込んだりする誤りを防げます。

GUIとコアは別々に更新

FlClashやClash Verge RevなどのGUIクライアントは、コアの機能を使ってサブスクリプション管理、プロキシグループの選択、システムへの通信取り込みを行います。画面の更新は操作方法だけを変える場合もあれば、コアも同時に更新する場合もあります。コアの更新によって、プロトコル対応、DNSの動作、設定項目の要件が変わることもあります。クライアントを選ぶ際は、名前だけで互換性を判断せず、必要な機能が明示的に対応しているか確認してください。具体的な違いはクライアント選びガイドで比較できます。

モバイル端末では、システムのバックグラウンド動作やネットワーク拡張の権限にも制約があります。デスクトップで使えるスクリプト、プロセス単位の振り分け、システム連携機能が、スマートフォンにもあるとは限りません。複数の端末で同じ設定を使う場合は、共通ルールを設定ファイルにまとめ、バッテリー最適化、自動起動、システムプロキシなどは各クライアント側で設定しましょう。

設定の互換性は項目ごとに確認

同じYAML形式でも、異なるコアが同じ設定をすべて読み込めるとは限りません。プロトコル名、通信パラメーター、ルールセット、DNSの設定項目には対応状況の違いがあります。インポート時に不明な項目や未対応のプロキシ種別が表示されたら、エラー内容を保存し、まずコアの対応状況を確認しましょう。項目をむやみに削除すると、読み込みに成功しても元の振り分けや名前解決の動作が変わるおそれがあります。サブスクリプションの変換も、変換先が表現できる機能の範囲内でしか行えません。

プロトコルに一律の順位はなく、ネットワーク品質、サーバー側の実装、通信方式、スマートフォンの無線状態によって使い勝手は変わります。接続の安定性やバッテリー消費を比較するには、ほかの条件をそろえ、実際の通信、再接続の状況、バックグラウンドでの使用をそれぞれ確認しましょう。プロトコルの選び方とDNSの名前解決と通信の取り込みは、技術ガイドで利用シーンごとに説明しています。

更新前に設定を記録し、更新後は一部の通信で確認

クライアントの更新、コアの更新、サブスクリプションの更新はそれぞれ別の操作です。前の2つはソフトウェアを変更し、後者はリモート設定の内容を更新します。更新前に現在のモード、重要なプロキシグループの選択、ローカルオーバーライドを記録し、必要な設定はクライアントのエクスポート機能で保存しておきましょう。更新後は、よく使うサービスを1、2件確認してから、ルールの適用状況とバックグラウンド接続を確認します。すべての設定をすぐにやり直す必要はありません。

オープンソースのコードは実装の確認、問題の議論、修正履歴の追跡に役立ちますが、公開リポジトリを見るだけで特定のリリース内容を確認したことにはなりません。問題が起きたら、まず再現手順を絞り込み、OS、クライアント、エラー内容、試した操作を整理しましょう。ログにはアクセス先のドメイン、サーバーアドレス、サブスクリプションの認証情報が含まれる場合があります。報告を送る前に、問題の再現に不要な個人情報を取り除いてください。

mihomoのソースコードを取得

コアのソースコードを閲覧またはビルドする方向けです。GUIクライアントを日常的に使う場合、このコマンドを実行する必要はありません。

git clone https://github.com/MetaCubeX/mihomo.git

最近の更新情報

インストール、サブスクリプション更新、起動時のトラブル対処

まず発生している現象から該当する手順を確認しましょう。インストール後の権限不足、起動時の設定エラー、サブスクリプションのダウンロード失敗では、対処の順序が異なります。現在の設定を残したうえで、問題に合わせて変更してください。